シチリア最古のマルサラ生産者、クラトロ・アリーニ
こんにちは世田谷区中町の「Liquor Stand Sai」です。
今回は酒精強化ワインのご紹介です。酒精強化ワインとは醸造過程でアルコール添加をしてアルコール度数を高めたワインのことで、代表的なのはポルトガルのポート、スペインのシェリーもこの酒精強化ワインにあたります。そして、本日紹介するイタリア・シチリアを代表するマルサラもこの酒精強化ワインです。
バーリョ・クラトロ・アリーニは1875年創立のシチリアでは最も古い家族経営のマルサラの造り手です。現在は3代目であるロベルトと、その息子であるセルジオが中心となってワイナリーを運営しております。マルサラの造り手ですが、土着品種を使ったワインの生産にも力を入れており、「土着品種をモダンな味わいでしかも適正価格で世界に通用するワインを造る」という目標を掲げ、コンサルタントには天才醸造家アルベルト・アントニーニを採用しております。アルベルト・アントニーニはアンティノリやフレスコバルディ“カリフォルニア・ワインの父”とも呼ばれるロバート・モンダヴィなど数多くのワイナリーで活躍し現在は醸造コンサルタントとして世界各国を飛び回ります。
ワインアドヴォケイト#154でも、『マルサラの生産者だが、ネロ・ダヴォラの生産にも努力をしており名前を覚えておく価値のある生産者である。』当ワイナリーのワインメーカーはトスカーナのアルベルト・アントニーニであり、彼の卓越した才能をワインの中に感じることが出来る。と評されております。
畑はマルサラを中心に大まかに分けて5ヶ所を所有。インツォリア、カタラット、グリッロの畑はDOCマルサラのエリア内、ジビッボはシチリアの西側、カンポレアーレより収穫されます。ネロ・ダヴォラの畑は中央シチリアのカルタニセッタとクザティーノに位置します。
バーリョ・クラトロ・アリーニでは上級ラインの「クラトロ・アリーニ」、スタンダードラインの「パッカモーラ」、カジュアルラインの「ボルゴ・セレーネ」と、顧客のニーズに合わせた3つの価格帯のワインを生産しております。
濃い琥珀色。ドライフルーツやアーモンド、甘草、バニラの香り。優しい甘みがまろやかな酸とともに広がり、長い余韻へと繋がります。
(輸入元資料より)
Liquor Stand Sai
住所:東京都世田谷区中町5-32-2 1F
電話番号:03-6432-2293
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