シチリアの新進ワイナリー、ヴァレンティ | 東京でワインショップをお探しの方にスタッフより耳寄りなメッセージを更新

こんにちは世田谷区中町の「Liquor Stand Sai」です。

本日はシチリアで2004年に設立された比較的新しいワイナリーが造る、エレガントなオレンジワインをご紹介します。

「Valenti  Ciuri di Lava IGT 2020」　¥4,180

ヴァレンティはエトナ山北側の山麓パッソピシャーロに2004年に設立された新進ワイナリーです。カターニアでビジネスコンサルタントとして成功を収めたオーナーのジョヴァンニ・ヴァレンティが長年の夢を実らせて設立しました。ジョヴァンニは50年以上打ち捨てられていた蒸留所を修復してセラーとして再構築するとともにエトナ山の斜面に古くからある17haのブドウ畑を購入し、5年の歳月をかけてきれいに整備し直しました。畑の標高は600～700mで火山性土壌、ネレッロ・マスカレーゼ、ネレッロ・カプッチョ、カリカンテ、グレカニコといったブドウは古くから植わっている地場品種です。昼夜の寒暖差が激しく冷涼な気候できれいな酸が特徴のエレガントなワインが出来上がります。

透明感ある黄金色。カリンやリンゴの蜜、べっこう飴のような熟したフルーツの香りに潮騒のニュアンス。アタックはスムーズかつしっかりと粘度あるボディ。火山性の土壌由来と思われるミネラル感と長期間の醸しによる充実したタンニン。一部のオレンジワインに見られる自然派寄りの味わいとは一線を画し、上品ながらもストラクチャーがある仕上がり。溶岩の花と名の通りエトナ山に咲くエニシダの花をイメージした可憐なエチケット。

（輸入元資料より）

美しいエチケットが一際目を引くこのワイン、オレンジワインらしいタンニンと果実味とバランスが素晴らしくどんな食事とも相性は良さそうです。こちらのワイナリーではオリーブオイルも作っているので、それを使った料理とあわせるとおもしろいかもしれませんね。

それではまた。