オーストリアナチュラルの旗手、シュトロマイヤー

query_builder 2022/09/06
テイスティングナチュラルワイン角打ち
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こんにちは世田谷区中町の「Liquor Stand Sai」です。


本日ご紹介するのは、ヴァン・ナチュール注目の生産地オーストリアでその先頭を行くフランツ・シュトロマイヤーのワインです。


「FRANZ STROHMEIER ROSE SEKT NV」 ¥5,720


まるで、舌から体中に、液体のエネルギーが押し上げてくるよう!

衝撃が続くワイン「シュトロマイヤー」の畑は、 ハンガリー国境までたった80km、オーストリア南の山中にある。

2000mのアルペン山脈からは冷たい風が吹き続け、複雑な微気候の恵みは想像以上! 標高が高く、オーストリアの中でも収穫は最も遅いエリア。

まるで、オーストリアのジュラ!

「畑に行って驚いた!全くの不耕作。下草は伸びまくり、ブドウが森と化しつつある。 畑によっては、グルグル伸びまくった枝に、点々と付くブドウ房。」

「(そこにジャガイモがあるぞ)と言われ、掘るとまるで菜園。 恐ろしいほどに、自然と一体になった畑のエネルギーに立ちすくんだ。 20年来世界のナチュラルな畑を見てきたが、初めてだ!」 (2015年9月訪問時・この畑は写真でさえ見た人が驚きの声をあげる。)

オーストリアは、ビオディナミを提唱したシュタイナーの影響からか自然派ワインが多いイメージだが、 やはりフランス、イタリアと同じように少数派のよう。

「農薬、SO2の使用量が多い生産者は普通にいるよ。 オーストリアでは、自分のワインは理解されないことが多いな(笑)」とフランツ。

NOMAのトップソムリエMadskleppeも頻繁に訪れており(秘情報)、 パリのカーヴでもリリース即完売という具合。

ヴァン・ナチュールの世界で、今、台風の目です!


ブラインドで飲むと、ジャックセロスのロゼ?と思うような旨みの詰まった凝縮感のあるロゼ。

オレンジピールやべっこう、ベルガモットオイル、生姜の花や白胡椒などの印象も。 バツグンの深み、ミネラルの細やかさにきっと驚くでしょう。

この液体で一般的なゼクトのイメージを覆しましょう!

(輸入元資料より)


従来のゼクト(一般的にはドイツのスパークリングワインのこと)とは全く違う味わいで、コリアンダーやカルダモンなどのスパイスや柑橘・ベリー系のフルーツのフレーバーが複雑に絡み合い非常に個性的な仕上がりとなっています。

ジャック・セロスに例えられるような旨味と凝縮感は素晴らしいの一言です。最初は冷やして、徐々に温度を上げることで変化を楽しみながら飲みたいものですね。


それではまた。

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Liquor Stand Sai

住所:東京都世田谷区中町5-32-2 1F

電話番号:03-6432-2293

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