北イタリア、アロマティックな白ワイン

query_builder 2022/08/25
テイスティング角打ち
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こんにちは、「Liquor Stand Sai」です。


本日は北イタリアのフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州「BORTOLUSSO(ボルトルッソ)」のエスニック料理などにもあわせやすいアロマティックなアロマの白ワインをご紹介します。


「BORTOLUSSO Traminer Aromatico 2019」


1930年代後半に、創業者であるRomano Bortolussoは現在の土地でぶどう農業と ワイン造りを始めました。当初は小さなコンテナで量り売りを行っていました。

1970年、Romanoの孫EmiroによりAzienda Agricola Cav.Emiro Bortolussoの 会社体系は確立され、瓶詰したワインの販売が始められました。 現在Bortolussoの伝統は4代目にあたるEmiroの長女Claraとその弟Sergioに 受け継がれています。

Bortolussoの土壌はMaranoの干潟のカルシウムを豊富に含み、海に近いため年間を 通じてぶどうの樹は塩分を含んだ潮風(Scirocco)にさらされ続けます。 収穫は熟練者により選別をしながら手摘みで行われ、発酵・熟成はコンサルタント Luigino De Giuseppeのアドバイスを取り入れながら、厳密に温度管理された ステンレスタンクで行われます。

海面より低い土地で造られたセラーでは、 年間を通して温度と湿度を一定の条件で保ちながら、更なる熟成が行われます。

2013年1月発行のワイン雑誌「WI-NOT? 3号」にてイタリア在住の AIS ソムリエ・プロフェッショニスタ、ジョルナリスタ、コンサルタントの中川原まゆみ氏 によりBortolussoのMalvasia 2011が紹介されました。


トラミネール・アロマティコ種100%で造られるこのワインは、ライチ、白い花、ドライハーブの香り。ゲヴュルツといえども、香りはそれほど強過ぎず清々しさも持ち合わせる。フレッシュでしなやかなアタック。 セルフィーユ的な甘いほろ苦みがかすかにアクセントとなる新鮮でクリーンな果実味。 酸と鉱物感がバランスよく存在、柑橘の皮のような酸とほろ苦み、スパイシーさもアクセントとなり、腰高で軽快な余韻。後味にスパイシーさと塩味を感じる。

(輸入元資料より)


ほんのり甘味のニュアンスを残す新鮮な果実味が、海のミネラルとバランスよく溶け込みエキゾティックな印象を感じさせます。魚介類や、スパイスを纏わせた羊のグリルなどとも合わせてみたい白ワインです。

暑い夏にすっきり白ワインもいいですが、このようなエキゾティックなワインを楽しんでみてはいかがでしょうか。


それではまた。

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Liquor Stand Sai

住所:東京都世田谷区中町5-32-2 1F

電話番号:03-6432-2293

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